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カル・ローリーがホームラン55本と56本を達成
9月16日(日本時間17日)、シアトル・マリナーズのカル・ローリー選手が、今シーズンの55本目と56本目のホームランを打ち、スイッチ・ヒッターのシーズン記録を更新しました。これにより、彼はマリナーズの球団記録にも並びました。この快挙について詳しく見ていきましょう。
歴史的なマルチ本塁打
オプタ・スタッツによると、ローリー選手は1シーズンに異なる10チームを相手にマルチ本塁打を記録した初の選手です。今年のローリーは、各相手チームとの試合で2本以上のホームランを打つことが求められていました。これまでの彼の活躍には、4月16日のシンシナティ・レッズ戦や、5月2日のテキサス・レンジャーズ戦、さらには6月7日のロサンゼルス・エンジェルス戦など、多くの試合が含まれています。
大谷翔平がシーズン50本目を達成
同日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手も今シーズンの50本目のホームランを打ち、素晴らしい成績を収めました。過去2シーズンにわたって50本塁打以上を記録した選手はわずか4人しかいません。大谷の前には、ベーブ・ルースの存在が横たわっています。
モダン・エラでの大谷の特異点
大谷選手は、モダン・エラ(1900年以降)において、5イニング以上投げて依然としてヒットを打たれず、さらに自らホームランを放ちながらもチームが敗れるという前代未聞の記録を打ち立てました。ドジャースは6対9で敗れましたが、大谷選手自身は5イニングで無安打無失点という素晴らしいパフォーマンスを見せました。
シーズン30本塁打到達者
今シーズン、各リーグにおいて30本以上のホームランを打った選手は以下の4名です:
- ブランドン・ラウ(タンパベイ・レイズ)
- スペンサー・トーケルソン(デトロイト・タイガース)
- マイケル・ブッシュ(シカゴ・カブス)
- クリスチャン・イェリッチ(ミルウォーキー・ブルワーズ)
これらの選手は、それぞれ別の試合でホームランを打ち、シーズンの30本塁打にリーチしています。ラウは4シーズンぶり、トーケルソンは2シーズンぶり、ブッシュにとっては初の30本塁打達成となります。一方、イェリッチは6シーズンぶりの達成を目指しています。
現在の30本塁打以上の選手数
現在、30本塁打を記録した選手は20人を超えています。ア・リーグでは12人、ナ・リーグでは7人がこの記録を達成しています。また、ラファエル・デバース(サンフランシスコ・ジャイアンツ)はア・リーグで15本塁打、ナ・リーグでは16本塁打を記録しており、依然として注目を浴びています。
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