タイのワコール広告が炎上し、本社が謝罪に追い込まれる
2023年3月8日、タイのワコールによる「ハグするブラ」の新CMが問題視され、多くの批判を呼ぶ事態となりました。このタイで放送された広告は、現地の一般ユーザーがSNSに投稿したことで注目を集めました。
広告が引き起こした波紋
この広告では、黒板を背景にした制服姿の若い女性たちがシャツのボタンを外したりスカートをめくり上げている様子が描かれています。その姿が「下着を見せる」という内容で、多くの人々から否定的な反響を引きました。「これ変だと思うのは自分だけ?」という声も寄せられ、広告が931万回も表示され、3万回のリポストと2万回のいいねを獲得することになりました。
タイのユーザーからの驚きの声
現地のユーザーたちは、この広告に対して困惑と衝撃の声を上げています。「未成年の制服なんて、何を考えているのか?」というコメントが寄せられ、広告に対する怒りの声が広がりました。特に日本人の中からも、「炎上して当然だ」という意見が少なくありませんでした。
タイのワコールの謝罪
この炎上を受けて、タイのワコールは3月9日にSNSで謝罪を発表しました。「当社の広告プロモーションにおいて不適切な表現が含まれていたことにより、多くの皆さまにご不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げます。」と述べ、広告はすでに取り下げたと説明しました。
広告戦略の見直しと再発防止への取り組み
日本の本社は、タイの広告問題を重く受け止め、「表現物制作に関するガイドラインを策定し、国内外で運用しているが、運用が十分に機能していなかった」と認め、再発防止に向けた具体的な対策を検討する意向を示しました。そして、組織全体で表現管理体制を見直すと強調しました。
制服姿の表現に関する社会的な視点
日本国内では、制服を着た女性によるパフォーマンスが支持を集める一方で、女性の表現に対する疑問も増えています。特に今回のワコール広告が引き起こした問題は、海外だけでなく日本においてもその文化に対する見方を再考する契機となるでしょう。社会が求める価値観と企業の広告戦略との間には、ますますギャップが生じていると言えます。