【Youtuber】ヴァンビは著作権侵害してる?スパイダーメーンは訴えられるの?

2023年8月5日にチャンネル登録者数1,000万人を日本最速で到達したスパイダーメーンの正体が、ヴァンビさんであることが発覚しました。

そんなスパイダーメーンを運営しているヴァンビさんに著作権侵害ではないのかという声が集まっていますが、どうなのでしょうか。

今回は、ヴァンビさんが著作権侵害をしているのか、スパイダーメーンは訴えられる可能性があるのか調査しました。

目次

ヴァンビは著作権侵害している?

『スパーだーメーン』のYoutubeチャンネル登録者数が1,000万人に到達したことを発表したヴァンビさん。

とても凄い記録で祝福の言葉がたくさん送られる中、「ヴァンビは著作権侵害してるんじゃないの?」という声が多数上がっています。

ヴァンビさんは、Youtubeチャンネル『スパイダーメーン』でMARVELのキャラクターであるスパイダーマンの格好をして動画を投稿しています。

スパイダーマンの他にも、ヴァンビさんの動画にはハローキティやピカチュウなど有名なキャラクターの格好をした人が登場していることから、著作権の心配をされているようです。

ヴァンビさんがスパイダーメーンで著作権侵害をしているのか、訴えられる可能性はあるのかどうか調査しました。

ヴァンビの著作権は大丈夫?訴えられる可能性はある?

Youtubeチャンネル『スパイダーメーン』でスパイダーマンやハローキティやピカチュウも登場していることから、著作権侵害を心配されているYoutuberのヴァンビさん。

結論から申し上げると、

ヴァンビが著作権侵害で訴えられる可能性は低い

と思われます。

ヴァンビさんが著作権侵害にならないと言われる理由は以下の3つです。

著作権侵害にならない理由3つ
  • キャラクター自体には著作権がない
  • 日本はパロディに寛大
  • ヴァンビが事務所(太田プロ)に所属している

1つずつ解説していきます。

①キャラクター自体には著作権がない

ヴァンビさんが著作権侵害にならない理由1つ目をご紹介します。

キャラクターとはそのものは絵画や楽曲とは違って「抽象的なもの」とされており、「キャラクターそのものに著作権はない」とされています。

キャラクターそのものはあくまでも抽象的な概念にすぎません。どんなにそのキャラクターの性格、外見などに対し、キャラクター作成者の思いや個性が発揮されていても、それが具体的な形で表現されない限りは、著作物の4つの条件のうち「③表現されたものであること」という条件を満たしていません。

トップコート法律事務所

ヴァンビさんが使用しているスパイダーマンなども著作権侵害として訴えられる可能性は低いと思われます。

また、キャラクター名の使用だけだと著作権ではなく商標権の侵害に当たります。

しかし、アカウント名も『スパイダーメーン』なので商標権の侵害にも当たらない可能性が高いと思われます。

②日本はパロディに寛大

ヴァンビさんが著作権侵害にならない理由2つ目をご紹介します。

ヴァンビさんのYoutubeチャンネルの動画は、

明らかにスパイダーマンのパロディで本物と見間違えるほどの再現性ではない

です。

日本はパロディに寛大であり、元ネタの承諾を得ていないことがほとんどだと言われています。

パロディは、元ネタの著作権の許諾を得ていないことが多く、著作権の侵害になる可能性が高いものであります。
ただ、日本は同人誌にも見られるように二次創作の文化が根付いている国であり、比較的パロディには寛大であるということができます。

イノベーションズアイ

パロディとして許されるものかどうかは、以下の点であると言われています。

  • パロディの作者が原作品を「尊敬している意思」を持っている
  • パロディと原作品において、きっちりと「市場のすみわけ」が図られている

パロディがヒットすると原作品も再燃するというメリットがあるため、「原作品を尊敬する意思」がある限りはパロディについて著作権侵害で訴えられる可能性は日本では低いとされています。

ヴァンビさんの場合も、明らかにスパイダーマンのパロディで作品を貶めるまでの表現はしていないことから、著作権侵害になる可能性は低いのではないでしょうか。

ヴァンビが事務所(太田プロ)に所属している

ヴァンビさんが著作権侵害にならない理由3つ目をご紹介します。

ヴァンビさんが所属している事務所は、太田プロダクションです。

太田プロダクション
設立1963年7月20日
所在地〒160-0004; 東京都新宿区四谷3-12 フロンティア四谷2F
資本金1,000万円
所属タレント数120組
太田プロダクション概要

多くのタレントや芸人さんが所属しており、会社としても大きく有名です。

そんな太田プロダクションに所属しているヴァンビさんが、著作権侵害にあたるようなやり方で1年間活動しているとは考えにくいですね。

ヴァンビさんは、著作権侵害にならないような対応を事務所と考えて活動しているのではないかと思われます。

ヴァンビが著作権侵害で訴えられるとどうなる?

ヴァンビさんが著作権侵害で訴えられる可能性は低いと話しましたが、可能性が低いというだけで絶対訴えられないとは言えません。

  • 「原作品への尊敬の意思が見られない」と判断された場合
  • 原作者がヴァンビのやり方を許さないと感じた場合

には著作権侵害などで訴えられる可能性十分にあります。

訴えられた場合の処罰は、

  • 最大10年以下の懲役
  • 最大1,000万円以下の罰金

のどちらか、もしくはその両方が科せられる可能性があります。

これからのヴァンビさんの活動次第では、原作者によって訴えられる可能性もあるということですね。

不安もありますが、日本最速で素晴らしい記録を達成したヴァンビさんの今後の活躍を応援しましょう!

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