帯状疱疹ワクチンの定期接種が開始、高齢者以外への助成も実施

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帯状疱疹ワクチンの定期接種が開始され、高齢者以外の助成も実施

近年、発症率が著しく増加している「帯状疱疹」(たいじょうほうしん)。国内での発症率は過去20年でほぼ2倍に達しており、この病気にかかる人が増えています。

目次

帯状疱疹とは何か?

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZウイルス)が再活性化されることで起こる病気であり、このウイルスは子どもの頃に水ぼうそうを経験した際に潜伏していたものです。加齢や免疫力の低下によって再び活性化され、通常は1本の神経に沿って増殖し、特徴的な帯状の発疹を引き起こします。

帯状疱疹の症状と治療法

帯状疱疹の症状は、発疹が出る前にビリビリとした痛みを伴うことが多く、発疹は通常、治癒するまでに10日から3週間かかります。治療には主に抗ウイルス薬と消炎鎮痛剤が使用され、その目的はウイルスの増殖を抑え、痛みを和らげることです。療養期間中は十分な睡眠をとり、患部は清潔に保つことが推奨されています。

帯状疱疹後神経痛のリスク

帯状疱疹の懸念は、見た目の症状が治まった後でも続く神経痛、すなわち「帯状疱疹後神経痛」がある点です。この痛みは数か月で収束することもあれば、場合によっては10年以上続くこともあります。特に、60歳以上の高齢者に多いこの症状を考慮すると、帯状疱疹の予防が重要です。

定期接種の対象と助成制度

2025年度から始まる帯状疱疹ワクチンの定期接種は主に高齢者を対象としていますが、特定の条件を満たすことで、高齢者以外でも助成が受けられます。例えば、2025年度には65歳を迎える方が最初の対象になりますが、その後の年度で70、75、80などの年齢層の方々も助成の対象となります。また、60代前半でHIVなどの疾患により免疫機能が著しく低下している方も含まれます。

帯状疱疹ワクチンの種類と特徴

帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと組換えワクチンの2種類があります。生ワクチンは接種後1年で約6割の効果が見込まれるのに対し、組換えワクチンは9割以上の効果が期待できます。しかし、組換えワクチンは副反応が比較的高いことが報告されています。生ワクチンは1回接種で済むのに対し、組換えワクチンは通常2回の接種が必要となります。

副反応についての注意点

副反応には接種部位の疼痛が生じるほか、筋肉痛や疲労、頭痛、発熱など、さまざまな症状があることが知られています。助成を受けることで低コストで接種できる場合でも、これらの副反応を考慮することが重要です。そのため、どちらのワクチンが最適かは、医師とよく相談することが大切です。

まとめ

帯状疱疹は高齢者に多く見られる病気で、その予防にはワクチン接種が非常に効果的です。自治体では助成制度も導入され、より多くの人が接種しやすくなっています。健康維持のためには、自分自身の状況を理解し、適切な予防策を講じることが必要です。

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