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JAL、退役した777-300ER初号機の整備を開始
日本航空(JAL/JL、9201)は、退役したボーイング777-300ER型機の初号機(JA731J)の「退役整備」を正式に発表しました。この整備は羽田空港内の格納庫で行われ、数ヶ月の間に進められます。整備が完了した後、この機体は売却先へ向かう予定です。
退役整備の内容とは?
退役整備は、売却先の要求に応じた内容になります。具体的には、機内モニターなどJAL仕様の部品が取り外されます。また、高性能なGE製エンジンGE90-115Bも取り外され、詳細な点検が実施されます。整備作業では、機体全体を取り囲む形で足場が組まれ、高度な点検が行われます。
JAL仕様の部品と再利用
取り外された部品は「予備パーツ」として保管され、初号機と同じ仕様の機材で再利用できるよう保管されます。このようにして、JALは機材の資源を最大限に活用します。
機体の歴史:21年間の運航
JA731Jは、現地時間で2004年6月15日にJALによって受け取られ、7月1日から成田−シンガポール線で運航を開始しました。その後、約21年間に渡り、多くのフライトを行いました。最終運航は2024年5月27日の上海(浦東)発羽田行きJL80便で行われました。
退役時の記録と運航実績
退役の際、JA731Jは1万606回の飛行サイクルと8万7615.70時間の飛行時間を記録しました。搭載されていた座席数は現行仕様「W84」の4クラスで、計244席(ファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス147席)でした。
今後の運航予定と後継機の導入
JALは現在、13機の777-300ERを導入していますが、退役に向けた整備は今回の初号機に続いて進められます。2024年には4号機(JA734J)の商業運航が終了し、最終的には11機が残る予定です。後継機として、エアバスA350-1000型機が導入されており、昨年の2024年1月24日に就航しました。これにより、今後も高品質なサービスを提供し続けることが期待されています。
整備の責任者と作業の詳細
初号機の退役整備は、JALエンジニアリング(JALEC)の羽田航空機整備センターに所属する壽福(じゅふく)耕司さんが担当。整備作業では、無数にねじ止めされている箇所にグリースを差し込む作業も行われるとのこと。壽福さんによると、数万箇所に及ぶこの作業は、機体の「関節」にあたる部分であり、非常に重要な工程となります。
心に残るメッセージ
壽福さんは初号機に対し「安全に飛んでくれてありがとう。お疲れさま」と声をかけ、長年の運航を労いました。退役を迎える777-300ER型機は、JALの歴史の中で重要な役割を担ってきた機材であり、多くのファンと利用者に愛されてきました。
まとめ:JALの退役整備と今後の展望
日本航空の退役整備は、航空機の資源を最大限に活用し、安全で効率的な運航を続けるための重要なプロセスです。今後も、JALは新しい機材の導入と共にサービス向上に努めていくことでしょう。
この記事は、JALの退役整備についての詳細な情報を提供し、航空業界の動向に関心を持つ読者にとって貴重な内容となっています。
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