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トヨタの新しい「JPN TAXI」登場 - 左スライドドアとレトロデザインのタクシー
2025年6月2日、トヨタが新たにタクシー専用車「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」の一部改良版を発表しました。この新モデルは、ドライバーと乗客の両方を意識した利便性と安全性の向上が図られており、期待が高まっています。
新モデルの特長 - スライドドアと多様なデザイン
新型JPN TAXIは、2017年に発売された元のモデルに基づいていますが、5ドアのワゴンタイプのボディ設計により、特に乗客の乗り降りがスムーズに行えるように左右に配置された大開口の左リア電動スライドドアが特徴です。一方、普段あまり使われない右側ドアは、ヒンジタイプを採用し、より良い視認性を持たせています。
デザインとサイズ
「JPN TAXI」のデザインは、伝統的なトヨタの「クラウン」シリーズを彷彿とさせる落ち着いた印象を持ち、タクシーと一目でわかるスタイルです。ボディサイズは全長4400mm、全幅1695mm、全高1750mmであり、5ナンバーサイズに収まるサイズ感が魅力です。
パワートレインと燃費性能
新型は、トヨタの「THS II」ハイブリッドシステムを基にした1.5リッターLPGエンジンを採用。最大出力74馬力、最大トルク111Nmを発揮し、燃費は16.5km/L(WLTCモード)を記録しています。
運行効率を向上させる改良ポイント
今回の改良で特に注目されるのが、LPGタンクの容量が52リッターから58リッターに増量されたことです。この増加により、航続距離が約100キロ延び、長距離の運行に対する効率が大幅に向上します。
安全性の向上 - トヨタセーフティセンスの進化
安全性に関する改良も見逃せません。新型JPN TAXIは、プライムセーフティ機能が大幅にアップグレードされ、昼夜を問わず様々な障害物や歩行者、自転車運転者を検知できるようになりました。また、交差点での事故を回避する能力も強化されています。
快適性を追求した機能改善
後席用の天井サーキュレーターに関しても、固定式から乗客が自由に風向きを調整できる可動式に変更されるなど、より快適な運行環境が実現されました。
新しい安全装備 - ヘルプネットとeケア
新型JPN TAXIは、万が一の際に専門オペレーターとつながる「ヘルプネット」や、車両の警告灯点灯時にアドバイスを受けられる「eケア」機能を標準装備していますが、利用には別途コネクティッドサービス「T-Connect」の契約が必要です。
販売価格と期待される需要
上級グレード「匠」の車両価格は従来の356万4000円から387万5000円へと31万1000円上昇し、廉価グレード「和」は333万8500円から367万8000円へと33万9500円の値上げが行われています。新機能の追加に伴う価格上昇は避けられませんが、利便性の向上は運行を支える重要な要素となるでしょう。
トヨタの新たな「JPN TAXI」は、日本の公共交通を代表する存在として、その価値をさらに高めることが期待されています。今後の需要動向やユーザーからの反応にも注目が集まります。
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